投稿者 summer1127 | 8月 9, 2011

8月9日:自信

結腸癌の手術もうまくいき、
先生からも完治の確立は非常に高いといわれ、
ステージ3でも1つしかリンパ節転移は見つかってなく
スペイン中で最高の癌科医師ネットワークに囲まれてるのに
それでも、まだ「だめかもしれない」と思うのはなぜですか?
どうして自分に自信が持てないのですか?
私になにかできることはありますか?
それとも、心の戦いは孤独なものなのかしら。
ほうっておいてあげたほうがいいのかしら

「大丈夫だから心配しないで。
すぐによくなるから。絶対に勝ってみせる。
化学療法を終えたら、すぐに君のもとへ向かうよ」
私はそういってほしいの!そう言って男らしくがんばってほしいの。
「君のためにがんばるよ。早く良くなりたい。
よくなったらすぐに君のもとに向かうよ。でも、どうなるかわからない。」
ちょっと違うじゃなーい。。。どうなるかわからないっていうのがやなの!
っと思ってなぜ、自分に自信が持てないか、他の人達はどう感じるのかを
The Colon clubという結腸癌患者ネットワークの掲示板で聞いてみた。

可能性はいいね。でもいつも、なにが起きるかわからない、といのは正しい。
「大丈夫じゃない可能性」というのはいつも潜んでいて、そこに彼の考えはとどまっているみたいだね。
でも、考えてごらん。初めて癌だと告げられてから、まだ2ヶ月もたってない。
この短期間で彼が立ち向かったことを考えてごらん。
そして、彼はまだ若い。今この段階で楽観的になれないのは普通のことだよ。
彼の体も、今は化学療法でうちのめされてるんだ。これは彼の考え方もひどく影響するよ。
今、この段階では思いやりが一番。
まだ、大丈夫だとか、がんばれだとか、励ましよりも、慰めてあげることだ。

ふむふむ、まだ2ヶ月だもんね。私なんて、癌もないし、化学療法なくても
前向きに考えられるようになるまで、2ヶ月かかった。
やっと普通にごはんを食べて、ダイエットを気にして、睡眠薬なしで眠れるようになった。
まだ体が回復してないのに、化学療法でつらくて、だるくて、そんなときに前向きになれますかい。

癌は怖い。これは真実でしょ。
どのステージでも、どんな予後でも、この怪獣は私たちを倒すことができる。
現実的で、それでも希望を持ち続けるというのは難しいことです。
でも、くらーくなってるのは助けにならないわよね。だから私はがんばってできるだけ明るくいようとしてる。
始めに癌だといわれたとき、私はSurvivor(生きのこる)ときめた。
この前向きな姿勢は治療の間助かったわ。

今、どうやって彼に自信をつけてあげられるのかはわからない。
でも、二人の将来を一緒に計画するのはどうかしら。
結婚式のはなし、子供のこととかね。
あなたが自信をもって二人の将来を考えていて、そこに彼もいる、ということが伝われば、
彼もそこに向かってがんばれるわよ。

うん、そりゃそうだ。癌は怖い。
癌が治る病気だって知ったのだって最近だもの。
そして、だから彼は結婚式の話が好きなのねぇ。
でも、いつにするかっていうと、沈黙だけどさ

私もあなたの彼と同じく、ステージ3Aを治療中です。
だから彼の気持ちはとてもよくわかるわ。
先生になんといわれても、「だめかもしれない確率」を無視することはできない。

今は、彼に、彼なりのやり方で自信をつけていくのを待つべき。
ちょっとそっとしておいてあげなさい。
あなたが彼にあげらえるものは、Love, サポート、暖かい言葉、それだけ。

それだけですか。。。

自信!?自信なんて2ヶ月間でつくもんかい。
僕は2008年に大腸癌だといわれたけど、いまだにまだ自信なんてないよ。
再発の可能性が一番大きいのは始めの二年、そして次が三年内、それから五年内。
毎日びくびくして暮らさないように、少しずつ自信をつけてるんだ。
今はまだ彼の恐怖の感情は強くて、リアルなんだ。それを否定してはいけない。
全てを受け止めて、慰めて、励ましてあげるんだ。

そうだよね、まだ二ヶ月だもんね。
私だって自信もって自信もちなさいなんて、
いえないや、ごめんよ。。。
それにしても、インターネットのおかげでこういうセンシティブな質問を
掲示板とかにできるようになってすごい役に立ちます。
患者会、看護会で出会った人達も顔もみたこともないのに、すごく励ましてくれる★


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