投稿者 summer1127 | 8月 22, 2011

8月21日:信じるってこと

「そんなに調べる必要ないよ。彼の周りの医者はすばらしいチームだから。
ちゃんと治療は受けているんだし、自分でいっぱい調べて不安になるより
元気になるって信じていればいいんだよ。」っと待ちにまった彼の従兄との電話でいわれた。

こんなにちゃんと準備して、ドクターインタビューのように質問があったのに。
結局医者の従兄まで、癌のステージや、化学療法については把握してなかった。
私が「結腸癌ステージ3Aでリンパ腫一つに転移が見つかったからゼローダとOxyなんですよね」
といったのに対し、「化学療法をやると気分が悪くなるのは、一般的な副作用だから心配ないよ。」
会話のレベルがまるで違うではないか!
今の私に答えをくれるのは癌専門医と話すことが必要だ!と思ってしまった。

結局、信じるために、現実的にHopeを持つために、真実が必要なの、という私の意見を聞いてくれ、
今度彼の癌専門医に従兄から話してくれることになった。
なんと、その先生のご家族をこの従兄が治療したのだそう。
やっぱり医師のネットワークは強いね★心強い

でも。。。なにも知らないで、なにも知識がなく、ただただ「きっと大丈夫」と信じられるだろうか。
やっぱり、それなりに自分で病気のことを理解して、治療法、成功率、再発率を納得して、その上で
「化学療法の後のテストで問題がなく、そしてその後も再発しませんように。」
と具体的に祈ることはできるけれど。
「化学療法を耐え抜いて、ちゃんと自分の人生に前向きに復帰できる強さが彼にはある」
ということは信じるけど。

なにも知らないで、癌って聞いたら死ぬのかしら、と思うほどの知識で
でも、絶対大丈夫になる、なんて信じられないよ。
そんなお気楽に28年間おひめさまの用には、生きてきませんでした。

私が信じるのは、いつか(願わくば2012年から)二人が幸せに二人の生活を始められること。


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